ユスリカを学習する [超自然にヤラレタ]
夕方、学校から帰っていると、川沿いの道に飛ぶ小さな虫の群れ。
蚊ぐらいの大きさの虫が、無数に飛び交い、
一つのかたまりとなって、空中をふわふわと漂っている。
避けて通ったつもりがいつの間にか自分は群れの中心に。
まとわり付く虫たち。ウザい。
鼻歌を歌いながら、自転車をこいでいると、小さな虫の群れに突っ込み、
口の中に入ってしまう。ウザい。
等等。こんな経験、おそらくみなさんにも有るでしょう。
あいつ。あの蚊に似た、でも蚊じゃない、群れを成す虫の名前が知りたい。
そして、どんな奴らなのか突き止めたい。
そんな衝動に駆られ、昨日、ネットで検索してみました。
あらゆるキーワードを駆使し色々なサイトを、小虫のために奔走。
やっと答えらしきものが出ました。
奴らの名前は「ユスリカ」 どうやらハエの仲間らしい。
なんと、口が退化していて、羽化してからは飲まず食わずで交尾をし、
1週間で力尽きて死んでしまうそうです。
人の生き血をすする、蚊とは大違いですね。
あのウザい群れは、オス達が必死で子孫を残そうとしている、命を懸けた舞だったのです。
ユスリカは、適応能力が高く、種類によっては40℃の温泉でも幼虫が生きていられたり、
南極に住む種類もいたりするそうです。
また、汚れた水に住む種類、綺麗な水に住む種類がそれぞれ存在するので、
このユスリカが居れば、この川は綺麗だとか、また、その逆だとか判断できると言う事です。
ユスリカの発生は、河川の窒素やリンの除去につながり、水質の改善、保全に役立ち、
幼虫が川底の土に潜ることによって、底質の掘り起こしや酸素供給などの効果により、
土の質を良好に保ってくれているそうです。
そして、当然ですが、鳥や魚等の餌となり、生態系も支えてくれています。
しかし、害虫としての側面もあるようです。
昆虫アレルギーのアレルゲンの中には、ユスリカが原因となる物も存在し、
アレルギー体質の方は、気をつける必要があるようです。
ユスリカ、身近な虫ですが、僕は名前を知りませんでした。
幼少期は「脳天たかり虫」、最近では「むいむい」と呼称していました。
奴らの名前は「ユスリカ」 今回調べてみて、色々な事がわかりました。
今まではただウザい「むいむい」でしたが、今度会ったら少し暖かい目で
命の舞を眺めてみましょう。
こっち来たら追い払うけどね。
ギアナ高地 [超自然にヤラレタ]
南米ベネズエラ ギアナ高地。
最近はドモン・カッシュ修行の地として、有名だが、
ここに是非一度行ってみたい。
100ヶ所を超える数のテーブルマウンテン。
それらの標高は2000mを超えるものもある。
20億年の歳月をかけ、やわらかい地盤が浸食され、硬い地盤が台地状に残ったものだという。
20億年前といえば、先カンブリア時代。まだ、単細胞生物しか存在しない時代である。
気の遠くなる年月をかけて創造された造形物は、どんな芸術品も凌駕する。
←テーブルマウンテン
断崖絶壁で外界と遮断されているため、独自の生態系を保っている。
つまり、ギアナ高地は、もしも霊長類が人間に進化しなかったら・・・
という、パラレルワールドでもある。
是非この目で確かめたいものだ。
そして、なんといっても、979mの落差を誇る滝、エンジェルフォール。
あまりの落差のため、水が途中で霧へとなってしまうので、滝壷が存在しないというのだ。
ああ。信じられない。なんと素晴らしい超自然。
←スゴイ・・・。
←上は雲の中ですよ・・・。
絶対に行くんだ。そのために、コツコツ貯金することにしよう・・・。
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エンジェルフォール(天使の滝)という名前に、いつもの病気が発作を起こす。
アメリカかどっかの旅行社が付けたんじゃないのぉーー?と。
だって、天使の滝なんて、アメリカ人、喜んで付けそうだし。
実際は、1937年にアメリカ人パイロット ジーミー・エンジェルによって発見された事に由来するらしい。
なんだ。天使じゃないのか・・・。人の名前ならしょうがない。
でも、アメリカ人ってのは合ってた。
写真は、旅のアルバム http://www.geocities.jp/imaokagen/ 様より、承諾を得た上掲載。(転載はご遠慮ください)
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございました。
イグアス・アマゾン・ギアナ高地の16日間に渡る旅行記、そして、沢山の写真が掲載されてます。
冬虫夏草・・・。 [超自然にヤラレタ]
中学生の頃、キノコマニアの女性数学教師が授業中、おもむろにキノコの写真集を生徒たちに見せるという暴挙に出た。
キレイな毒キノコでしょうと笑みを浮かべ、誇らしげに話す女教師。
あんた、なんで数学教えてるの?と思いつつ、数学の授業が潰れるのは大歓迎なので、みんなおとなしくそれを眺めた。
そんな写真の中に、一際目を引く写真があった。
冬虫夏草である・・・。
↑こんな写真だった。プラナリアの反省を踏まえ、今回はイラストにて。
セミの幼虫の背中から天を目指し一筋に伸びるキノコ・・・。
冬には虫だが、夏には草・・・。
僕の背筋に戦慄が走った。
ああ、なんと恐ろしき超自然・・・。
7年も土の中で耐え忍ぶセミは、地上に出て、わずか1週間の大恋愛も経験することができず、半年も掛けてじわじわ虫から草に生まれ変わるのだ・・・。
コワイコワイコワイ・・・。その晩僕は寝られなかった。 1時間ほど。
だが、夏の終わりに道端に亡骸をさらし、蹴っ飛ばされる運命より、
高級漢方として珍重されるほうがセミにとっては幸せなのかもしれない。
プラナリア・・・。 [超自然にヤラレタ]
僕がもし、明日死ぬとして、死ぬ前に何がしたいと問われれば、
迷わずこう答えるであろう。
「プラナリアを切ってみたい」
プラナリア・・・。プラナリア・・・。プラナリア・・・。
↑コイツ。
つぶらな瞳の愛らしい奴。
水中に棲む、ヒルのような生物。体長2cmぐらい。
コイツを切ってみたいのだ。
理科の授業で知ってる方も多いだろうが、コイツ、切っても切っても再生する。
ただの再生じゃない。2つに切れば2匹に。4つに切れば4匹に。
ああ、なんとすばらしき超自然。
切ってみたい。切ってみたい。切ってみたい・・・。
巨大生物が好き [超自然にヤラレタ]
僕は巨大生物が好きだ。
怪獣とか恐竜とかが好きなのはモチロンのこと、
実際にいる動物で、巨大なものが大好き。
ダイオウイカの一種
でかいよねー。クラーケンです。この写真、生きてるそうです。
イカ嫌いの人ごめんなさい。
次はタコです。ちょっとグロいんで、苦手な人は見ないほうがいいかも。
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タコです。詳細は不明
グロい・・・。足、何本あるのやら。
そして、ダイオウグソクムシ!!
画像貼りたいけど、多くの人の目に触れるここでは、やめときます。
40cmぐらいのフナムシです。
ムシが嫌いな人は気絶します。ハイ。
巨大生物って、男のロマンなのかな?女性で好きな方います?