ヒザ小僧の秘密① [きょんの日記帳]
ヒザ小僧くんは
「お茶飲んでいい？」
「エアコンつけていい？」
「※2おしょっこしてきていい？」
と、何でもいちいち確認をとるかわいい（ウザい？）やつ。
※1きょん「なんでいちいちきくとー。」
ヒザ「んー、なんとなくー。」
そんなヒザくんが、最近やたらと
ヒザ「ねーねー、ちょっとだけネットしていい？」と聞いてくる。
きょん「何してんのー？なんか面白いサイトみつけたとー？」
ヒザ「んー、べつにー。。。」
そーいいながらも、何か楽しげに画面を見たり、
カチャカチャと文字を打ったりしている。。。
きょん（まさか、彼に限って浮気？）
ちょっこし疑いながらも、私は彼の愛を信じていた。。。
福岡ではめずらしく、雪が積もった寒い朝、
ヒザはカーテンを開け、「わ～！つもっちょるぅ♪」
と嬉しそうに叫び、
（子供やな～）と暖かい目で見守る私を振り返り、
満面の笑みを浮かべていつものごとく確認。
ヒザ「今日、デジカメ持って行っていい！？」
きょん「？いいけど、何すんのー？」
ヒザ「写真撮んねんっ！！！」
きょん（いや、そりゃー、写真撮る為に持って行くんだろーけど、
その写真は何のために？？？）
またある日、キャンディ・キャンディの話題になり、
「そばかす、なんて～♪・・・」
と鼻歌まじりにキャンディとアニーの顔をいたずら書きした時、
その紙を捨てようとするとなぜか
「それ！かわいいからとっとこ！？」
と私の手から奪いとった。
きょん（か、かわいい？どこが？何のために？？？？）
また別の日、はまりまくって気がつくと100件近い登録をしていたソネットタウン。
その山のような契約証明ハガキの処分に困り、
きょん「コレ、どしたらいーい？」
ヒザはそのハガキの山を見て優しく
「登録解除の手続きしてあげるから貸して。」
と、快く登録解除の手続きをパソコンで始めてくれた。
数日後パソコンデスクの上に例のハガキの山を発見。
きょん「これ、もう終わり？」
ヒザ「あー、裏返しになっとーやつは終ったよー。」
きょん「※3ありまとー。んじゃー、おわったやつからすてちゃうねー。」
と、ミニシュレッダーのスイッチをいれると。。。
ヒザ「まっ、まってー！！！写真撮るけんっ！！！！！」
と、必死の形相！
きょん「えっ！？」
（なぜだ？なぜ彼はこんなものまで写真に残そうとするのか！？
・・・そうか、いぢわるだ。いぢわるなんだ！
※4ソネタにはまりまくった私をあざ笑うために・・・。
きーーーーーーーっ！！！）
と、私の心の内を知ってか知らずか、彼は私の手からハガキを奪い取った。
私の中でヒザの言動への？？？がいっぱいになったある日。
ヒザ「ねーねー、ブログって知ってるぅ？」（上目使い）・・・
続く。
用語解説
※１『きょん』 このブログ主、ヒザ小僧の年上の彼女。ヒザ小僧は彼女のマンションに居候中。
※２『おしょっこ』 おしっこ。小便の意。［類］うんにょ う○この意
※３『ありまとー』 ありがとうの意
※４『ソネタ』 ソネットタウンの略語。以前ソネットが提供していた、コミュニケーションコンテンツ。
